Tessyのはにゃもんtea

ゲーム、日々の雑記、レビュー等を紹介する日記です。

ハースストーン、カードのモチーフになった人達

リロイ・ジェンキンス/Leeroy Jenkins

f:id:ztessy:20170714195604p:plain

ク●キング●パみたいばイラストですが、違います。

このカード、攻撃力が6と高く突撃持ちなんで、出してすぐに攻撃できます。

おまけに他のカードとコンボで使えば1ターンに20点を与える事も可能で、とんでもない高火力カードなのです。

※ちなみにプレイヤーのライフは30です。

デメリットは敵陣にチビドラゴン2体を召喚してしまう事ですが、

フィニッシャーに使う事が多くそこまでデメリットに感じません。

 

さてこのカード、実はこの界隈では有名な話なんですが、

実はモチーフになっている実在のプレイヤーがいるんです。

 

同じ開発会社のブリザードの別作品で、

映画化もされているWorld of Warcraftという作品があり、

Leeroyというプレイヤーがモチーフになっています。

エピソード

ブラックロック山というダンジョンに挑んでいたLeeroyを含む15人パーティ。

数時間かけてようやくボス戦直前までやってきます。

この先に待ち受けるボスの部屋の中に無数にある卵を踏むとチビドラゴンが出現する仕組みになっており、無暗に突っ込むと危険な為、パーティは作戦を練っていました。

 

リロイはチキンを温める為、離席中でした。

 

当然作戦は聞いていません。

離席から戻った彼は何を血迷ったのか…

 
「Time's up, let's do this!」(もういいだろ!始めようぜ!)

「LEEROOOOOOOOOOOOY!!! JENKIIIIIIIIIIIIINS!!!!!」

と自分の名前を叫びながら、部屋の中へ1人で突撃するのです。

【1:25~】 


結果、部屋中に無数のチビドラゴンが現れパーティが全滅してしまいます。

 

改めてこの実話を動画にして投稿し、瞬く間に拡散され何百万回も再生された結果、

リロイは大人気になり、ブリザードもハースストーンにも登場させてしまうほどです。

それがリロイ・ジェンキンスなのです。

突撃&チビドラゴン出現も納得のカード効果です。

 ついでにカードの書かれているフレーバーテキストも面白いです↓

…彼にはまだ、温めなおしたアングリーチキンがある。

ドレッドスティード/Dreadsteed

f:id:ztessy:20170714213551p:plain

えーっと、馬?馬ですね、馬。恐らく馬です!馬にしときましょう。

4コストも使って攻撃力1、体力1というスペック的には最弱レベルです。

ですが、怖いのは倒しても倒しても戦場に戻ってくるところです。

他のカードと組み合わせて使えば、盤面にドレッドスティードだらけという大惨事になり、負けた事は誰しも1度は通る道だと思われます。

 

実はモチーフになっている実在のプレイヤーがいるんです。

ハースストーンが大好きな海外のCrescendoというプレイヤーがモチーフになっています。

エピソード

 彼はハースストーンが大好きなプレイヤーです。そんな彼は悲しくもハースストーンを継続を断念せざるを得ない状況になったのです。

 

彼はハースストーンのコミュニティにお別れの挨拶をしたのです。

※Hearthstone Express様より引用しております。

「Thank you Hearthstone! – 熱烈なファンからのお別れのメッセージ」
Crescendo (2015/03/24 14:39 UTC)

Hearthstoneをプレイしている仲間の皆さん、こんにちは。

私が人生の中で最も時間を費やしてプレイしたゲームは、Hearthstoneです。
不幸なことに、今から数日の間に、確実に私はこのゲームをプレイすることができなくなります。
だから、私はお別れの言葉をここに掲載したいと思います。

私の癌(がん)は大きく進行していて、私は近日中に病院へ移り、闘病生活を迎えることになります。
そして、復帰できる見込みはあまりないのだそうです。

私は、このような事実を不特定多数の人へ発信するような人物ではありません。
しかし、Hearthstoneのコミュニティ(および匿名性があるインターネットの場)においては例外です。

そうなんです、彼は癌に冒されていたのです。

そして、ハースストーンのエピソードが綴られており、その1つがYoutubeの配信動画だと話しています。ここでは割愛します。

何ヶ月もHearthstoneのベータテストのアクセス・キーを待ち望みながら、Youtubeへ訪れる毎日でした。
そしてついに、2013年のクリスマスの直前に、Blizzard社から一通のメールが届いたのです。
ベータのアクセス・キー!――その夜はほとんど寝ていなかったはずです :)

それからというもの、私はHearthstoneをプレイすることと、YoutubeのHearthstoneのコンテンツを視聴することが日課となりました。

その夜はほとんど寝ていなかったというのですから、

彼がどんだけ待ちわびていたか伺い知ることできます。

やがてHearthstoneのベータテストへのアクセスが全ての人へ開放されても、残念ながら私の友人はこのゲームに興味を示しませんでした。
だから私は一人で孤独にプレイし続けねばなりませんでした。

しかしながら、それが私をHearthstoneから遠ざけることにはなりませんでした。
私は人生の中で1つのゲームを1年以上プレイし続けたことがないのにもかかわらず、Hearthstoneだけは今だに飽きずにプレイしています。
理由は自分でもよくわかっていません。

Arenaで対戦相手が4回もFlamestrikeをプレイしてきたり、5回連続でZoo Warlockと戦うことになったときには、もちろん私は画面の前で叫んでいました。
ですが、時間が経つにつれて、そして体調が悪化するにつれて、プレイ時の心境が徐々に穏やかになり始めました。

相手が挑発のEmoteを4回連続で発することに対し、何を悩む必要があるのでしょうか?
させておけばいいし、Emoteの表示を無効にすればいいだけのことです。

いろいろと考えた結果として、私はできるだけこのゲームをプレイし、できるだけこのゲームで楽しむことに決めました。
ですから、対戦相手の非紳士的な行為にとらわれる必要などなくなったのです。

私はコントロール系のデッキが好きです。
あなたが効率のよいカードの交換を行い、あなたが貴重な除去スペルやSilenceの使いどころを判断する――そのような場面に少しでも長く身を置いていたいからです。

私はArcane Dustのほとんどを、Druid、Warrior、Handlock、Priestといったコントロール系のデッキのために費やしました。
それでCancerデッキ(敵のHeroを即死させる癌のような速攻型デッキ)を打ち破ることができたときには、最高の気分になります。

Hearthstoneは、私の人生の中でかけがえのない楽しさを与えてくれたと言っても過言ではありません。

私たちはみんな、ゲームに対する情熱を共有し、それを楽んでいるプレイヤーです。
中には、実生活の仕事も同等の情熱を持って楽しんでいる方もいらっしゃるかも知れませんね。

そんな私たちに、「全てのカードを集めることが、ゲームに時間を費やすことが、実生活において何の利益になるの?」と問いかけてくる人がたまにいます。
そのような人には、こう答えたいと思うのです。

「それが情熱的な楽しさを得る唯一の行為であるとしたら?」
「それが本当に好きなものに対する時間の使い方であるとしたら?」
「それが本当に好きなものに対する時間の使い方で、残された時間がどれほどあるのかわからないとしたら?」

以上が、私が皆さんと共有したかった、私のHearthstoneのエピソードです :)

数名の方々には特別な感謝を申し上げたいと思います。

Emoteというのは煽りアクションですね。

感情のボタンを押すと相手を挑発するような台詞を出せるんです。

おしまいです!
優しくも全てを読んでいただいた方々に感謝いたします。

ごきげんよう :)

これが投稿された内容でした。

癌に冒されつつもとても楽しんでプレイしている姿が思い浮かびます。

この投稿に対して各界の著名な方々を含め数々のコメントを返信しています。

大変悲痛となる投稿です。

もし、この人のTwitterアカウントや連絡先を知っていたら、私たちの広報担当のメール・アドレス宛に伝えていただきたい。
何かしらの協力をすることを申し出たいと思っています。

絶対に戦いを諦めないで。
癌のHealthは6で、あなたのデッキの中には1枚のFireballが残されていると思ってください。
あなたの人生におけるTopdeck(ここ一番のカードの引き)は、もうすぐ近くまで来ているかも知れません。

どんな障害が待ち受けようとも戦い続けてください。
暖炉が灯る暖かい部屋で、大量のカードとビールに囲まれた、あなたが座るHearthstoneの空席が待っています。
あなたの友人である私たちは全員、あなたのことを応援しています。

 Fireball=ファイアボールは6点ダメージを与えるスペルです。

Daxxarri
(※Hearthstoneのコミュニティ・マネージャー。)

私たちのゲームに参加してくださって、本当にありがとうございました。

コミュニティ・マネージャーとして自分の私生活については語ってきませんでしたが、私の父も癌を患ったことをお伝えします。
長期にわたる厳しい闘病生活の末に、父はついに癌を克服したのです。
自分勝手なことではありますが、その闘病生活の模様は直視しづらい光景ではあったものの、父の勇敢な精神からは重要な教訓を学びました。

絶対に、絶対に諦めないでください。

私たち全員が心痛を察していることと、あなたがHearthstoneを再びプレイできる場所がいつでも提供されていることを、改めてお知らせします。 

Concede(降参)ボタンは絶対に押すなよ!
最後のカードをプレイするまで、このFatigueの争いで戦い続けるんだ。
帰宅したら速攻で「ただいま」と投稿するようにな。
アンチ速攻型のコントロール・デッキの名前を「Crescendo」にするわ。
「Cancerデッキ(敵のHeroを即死させる癌のような速攻型デッキ)を打ち破ることができたときには、最高の気分となります」
「癌のようなデッキ」ではなくて「癌」について、あなたがこれと同じことを言う日を待ち望んでいます。

ものすごい反響で、カテゴリーの1位となったようです。

わずか2日間でRedditのHearthstoneカテゴリーの総合トップ1位となりました。

その反響を受けて、Crescendoさんも追記で下記の返信しています。

わあ、何と言っていいのやら…。
とても親切な言葉をいただいて、みんな本当にありがとう。
Redditの投稿に慣れていないので、こんなに多くの人がこの長文を読むなんて思いもよらなかったです。

あまりに返信の数が多いので、全てを読むのに時間がかかりそうです。

ここには(MechやDr.Boomへの悪態が毎日投稿されているにもかかわらず)前向きな考えを持つ人が大勢いることを、このスレッドは私に知らしめてくれました。
目から涙がこぼれ落ちました。
ありがとうございます :’)

話は変わりますが、最後の数週間に、私は生まれて初めてドラマの「LOST」を観ました。
その中の、私のお気に入りの登場人物が残した、今も頭から離れないセリフをお別れの言葉とします。

“See you in another life, brother.” :)
(また来世でもよろしくな)

See you in another life, brother.” :)

(また来世でもよろしくな)

この情報を調べていて、自分は目に涙がこみ上げてきました。

コミュニティを見た人間、加えてブリザードへも熱い思いが伝わったのでしょう、

 

「The Grand Tounrament」というカードパックで登場した、

(今は購入不可能なので、クラフトで作成するしかありません)

「ドレッドスティード」なのです。

 

カードのフレーバーテキストには下記のように書かれています。

 

Crescendo自らがこの戦馬を召喚し、騎乗してGrand Tournamentでの勝利を目指す。

彼が闘うときは、常に騎馬隊が彼の背後につき従い、このLegendaryである闘士をサポートしている。

 

もう勘の良い方ならお分かりでしょう。

 

HearthstoneにおけるDreadsteedは、何度でも蘇る「不死」のMinionです。

「つき従う騎馬隊」とはもちろん、彼の回復を後押しするメッセージを寄せ続けた何千ものプレイヤーたちを意味しています。

そうなんです、この一連の流れをブリザードにもしっかり伝わり、

とうとうカード化までしてしまったのです。

この意味深なフレーバーテキストも納得できますね。(涙)

リザードのこういう粋な心意気がたまりませんね。(涙)

 

大半、引用になってしまい大変申し訳ございません。

もし不愉快になられましたら、ご連絡あれば削除致します。

 

その後、実はもう1回Crescendo氏からの快方の書き込みがあるのです。

それに関しては引用元のこちらでご確認ください。

最後に

いかがだったでしょうか。

ハースストーンを1年半やってましたが、こんな素敵なエピソードがある事を知らずにただただのほほんと遊んでいました。

 

リロイを出すときは必ず「リロォォイ!!ジェンキンンンス!!」と叫びながら出します。

ドレッドスティードを倒す時、ひつじ化やカエル化、沈黙等で無効化させるのに躊躇してしまいそうです。